​応用行動分析(ABA)に基づいたこどもの発達相談

応用行動分析(ABA)Applied Behavior Analysis

 応用行動分析(ABA)では、望ましい行動を教え、強化するために環境を系統的に操作しながら、困った行動に対処し、適切な行動の獲得を支援していきます。ABAのプログラムはすべて、子ども1人ひとりのニーズに合わせた個別的なものになっています。

 集中的な指導の中で繰り返し練習することによって、自閉症の子どもたちの行動や認知機能の改善が見られることもあります。

(『自閉症スペクトラムへのABA入門』より)

 「発達障がい」は、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如他動症(ADHD)、学習障害(LD)をいいます。トゥレット症候群、吃音、発達性協調運動症なども含まれますが、主に、この3つを指すことが多い「先天的な脳の機能障害」です。 親のしつけ不足や、本人の努力不足ではありません。

自閉症はスペクトラム<連続体>であり、症状や重症度はお子さんによって個人差があり、定型児とほとんど見分けがつかないお子さんから、 生活のほとんどにサポートが必要なお子さままでさまざまです。

現在の医学で自閉症を完治させることは難しいと言われていますが、ABAを使用してその症状を軽くしたり、本人にとっても周りにとっても生きにくさを軽減したりすることが出来ます。

そのためには養育者や支援者が「正しい知識」を持ち、こどもの行動についての「正しい理解」ができてはじめて、「正しいサポート」や「支援」に結び付くと考えています。

​発達は目に見える行動や言葉や運動や身体的な発達だけではなく、目に見えない認知や社会性、情動ややなどの複合的な要素が複雑にからみあっています。

ABAによる療育は、自閉症スペクトラムのお子さんにとって、最も有効な方法であると実証され、特に欧米では数え切れない学術報告がなされています。

​自閉症スペクトラム症のこどもたち、発達に課題のある子どもたちの特性とABAでできることをいくつかご紹介します。

自閉症スペクトラムの特徴1

<社会性・​コミュニケーションの障がい>

行動の分析を行い、行動の機能からお子さまに適した、言葉やコミュニケーションの方法を教えます。

周りの人や環境との関わりが変わります。

自閉症スペクトラムの特徴2

​<限定した行動興味・こだわり>

行動の分析を行い、さまざまなトレーニングを行うことで、多様な遊び方を教えます。

こだわりを減らし、世界を広げていくことを助けます。

​ご相談料金 

・来室・対面 1時間4000円 

・オンライン 1時間3500円

​・訪問    1時間5000円(+交通費)

​ABAトレーニングの開始時 発達評価シート・トレーニングの準備物など別途1万円

対象:2歳から就学前のお子様

   小学生については個別で相談

   

ご相談の流れ

  1. 初回相談(1時間程度)
    事前にメールなどでお子さまについて気になることなどをお伺いいたします。
    来室時は、お子さまが自由に遊ぶ様子を見させていただき、ABA(応用行動分析)について、またABAを用いたレッスンの方法や内容、また費用についてご説明をいたします。
    紹介状や報告書などがありましたらご持参ください。興味がある方は、お問い合わせメールをお送りください。

  2. アセスメント(評価)(1時間程度)
    初回のご相談後、つむぎの森でABAトレーニングの開始をご希望されましたら、次に発達評価を受けていただきます。トレーニング開始の時点でのお子さまの、1)基本学習スキル、2)言語スキル、3)社会性スキル、4)運動スキル、5)生活スキルにおいて、今の発達的状態を丁寧に分析します。そして発達評価の結果に基づいて、お子さんに必要なABAプログラムを作成します。

  3. ​ABAトレーニング(1時間程度)
    認定ABAセラピストにより、マンツーマンでトレーニングをいたします。
    ​ご家族の方にも同席いただき、ホームトレーニングの指導もいたします。 

 

ABA

​トレーニングって?

応用行動分析でお子さまの発達に合わせて作成したABAトレーニングプログラムを使って、「遊び」の視点を大切にアクティビティとスキルトレーニングを繰り返し練習します。親御さんも一緒に参加していただきます。

最初はDTT(Discrete Trial Training) というトレーニングが中心になり、絵カードなどを用いて一つの課題を身に着けるまで何度も練習します。ご家庭でも行えるように、指導もいたします。

また進行の度合やセッションの様子はその都度、記録をとり、ご家族に報告いたします。

DTTは、お子さまが課題に対して、適切な行動で応えることができたら、ご褒美を与えたり、言葉かけなどで褒め、適切な行動が増えるように強化します。

また適切な行動として応えられなかい時は、適切な行動、物、言葉などを教えて、身に着くまでやり直します。