催眠状態は特別な意識状態ではありません。
わたしたちが日常的に経験している慣れ親しんだリラックスした状態です。
催眠心理療法(ヒプノセラピー)は安全な誘導方法により潜在意識にはたらきかけ、「生きづらさ」や「人間関係の苦しさ」「理由のわからない不安」など、問題となる出来事への新しい視点や人生の意味に対する深い洞察を得ることができる心理療法の一つです。
つむぎの森では心理療法としての催眠療法を行い、身体的な痛みや人間関係での課題、自分自身との対話の場を提供しています。
答えはご自身の中にあります。
浮かび上がる言葉やイメージを大切に掬い取り、ご自身の中で気づきの経験となるようセラピストは伴走します。
「退行」催眠とは、<後ろへ戻る><過去へ戻る>ことを意味しています。
問題となる過去での経験から、問題の根っこや詳細を知り、「今」にもたらす気づきにより、人生の目的や過去現在未来を貫く、いのちのバトンの意味を知ることになるのです。
*こちらのメニューは、こころとからだのケアのご相談を1回以上受けたことがある方のみを対象としています。
*精神科・心療内科に通院中の方、服薬中のかたは大変申し訳ありませんが、催眠療法の受付をしておりません。
メニュー
*催眠療法 年齢退行療法、胎児期退行療法、過去生退行療法。面談にて内容を検討いたします。
<対面3時間>・入室から退室まで3時間・・・・ 面談、セッション、振り返りが含まれます。
<対面2時間>・入室から退室まで2時間・・・・ 面談、セッション、振り返りが含まれます。2回目以降のみ
*暗示療法 本格的な催眠療法ではなく、催眠状態での潜在意識との対話を通して、問題となる行動の書き換えや心身のリラクセーションを経験していただくコースです。花粉症へのアプローチも対応しています。ご相談ください。
<暗示療法・対面80分>・入室から退室まで80分・・・・・ 面談 セッション 暗示療法 振り返り
<注意事項>
*催眠療法は医療行為ではありません。催眠状態を利用して人生の意味への洞察や癒しを得たり、自己啓発や自己実現の手助けとなる心理療法のひとつです。
*精神科・心療内科に通院中の方、服薬中のかたは大変申し訳ありませんが、催眠療法のご希望をお受けしておりません。
専門の精神科医、臨床心理士、公認心理師による治療をお薦めしています。
*妊娠中の方は、暗示を用いたセラピーやリラクゼーション目的のセラピー以外の療法(年齢退行療法、前世療法など)はお受けいただけません。
*多くの方が涙を流されます。セラピーの後のご予定はお控えになることをお勧めします。
*対面のセッション料金は当日のお支払いとなります。カード決済も可能です。
*2回目をこちらからお勧めすることはありません。
催眠心理療法(ヒプノセラピー)の流れ
<ご予約の前にご確認ください>
催眠状態は、特別な状態ではなく、わたしたちが日常的に経験している「自然と我を忘れて集中している」状態です。
また催眠療法のセッションで体験する「過去生」や「未来生」などは現時点では科学的に証明することはできません。
長時間のセッションとなりますので、施術を受けるにはいくつか必要事項がございます。
1・長時間のセッションのための体力があること
2・催眠療法を受けたいというご本人の強い意思があること(ご家族のご依頼はお受けしておりません)
3・会話が十分にでき、またイメージする力があること
4・集中力があること
病気療養中の方、お薬を服用されている方などは薬の影響でイメージ力が低下していたり、集中できないこともあります。
その適応などにつきましては個別に対応し、催眠療法の適応があるか否かについては事前に確認させていただきます。
<セッション前日の注意点>
飲酒や激しい運動は控え、リラックスしておすごしください。
睡眠もたっぷりとっておかれると、催眠状態に集中することができます。
*催眠状態は「心と身体がリラックスして集中している状態」のことです。
<セッション当日>
・待合室がありませんので、ちょうどくらいのお時間に来室ください。
・簡単な呼吸法を行います。長時間のセッションになりますので、締め付ける下着、ベルトなどを避け、ゆったりとリラックスできる服装でお越しください。
・30分前までに食事を済ませてください。
・涙を流される方が多いです。メイクなども薄めをお勧めします。
セッション後のご予定も余裕をおもちいただくことをお勧めします。
<セッションの流れ例 3時間の場合>
*事前面談*(初回約1時間)
落ち着いた雰囲気の中で、お話をお伺いします。
こころのこと、人間関係、お身体のこと、どんなことでも結構です。
催眠療法や催眠についても納得いただけるよう、丁寧にお話しいたします。
セラピー中にお話しいただいた内容に関してセラピストには守秘義務があります。
了承なく、公にすることはありません。安心してお話しください。
*催眠誘導 →催眠状態へ
・トイレを済ませた後、リクライニングにしたマッサージテーブルに横になります。
・くつろいだ、安全な環境の中で、呼吸法、リラクセーション法を行い、催眠状態へ導きます。
・目を軽く閉じ、イメージの中で潜在意識の中に入り、過去や未来、あるいは過去生など必要な経験をします。
・1時間30分〜2時間の催眠状態での経験のメッセージののち、催眠状態を解いていきます。
*フィードバック(振り返り)
ハーブティと共に(ご来室の場合のみ)、セラピーの振り返りを行います。
ご希望であれば、セラピー中の録音も可能です。(スマホのアプリやボイスレコーダーをお持ちください)
事前にお申し付けください。
・公認心理師(国家資格)Certified Public Psychologist
・日本心理学会所属 認定心理士
・日本医療催眠学会所属
・American Board of Hypnotherapy 認定催眠療法士
・米国アルケミー催眠協会( The alchemy Institute of Hypnosis)認定ソマティックヒーリングプラクティショナー
<催眠とは>
「催眠」という言葉はマスコミなどの影響もあり「催眠術」と結びつける方が多いかもしれません。
「催眠療法」と「催眠術」は似て非なるものであることを最初に知っていただくために、セッションの開始前に催眠について十分に納得いただけるよう、お時間をかけてお話をします。ここでも簡単にご説明します。
催眠とは
・睡眠とは全く異なる状態です。
・催眠中も、自分の意思が失われることはありません。
・催眠は心理学や医学などの学問領域で研究実践されてきている現象であり、アメリカ医師会やイギリスの医師会でも認められている心理療法です。
・催眠には、体験する人自らが主体的に取り組みます。
(注・催眠は「かかる」のではなく、「入る」のです。)
アメリカの精神科医が退行催眠療法を行う施術時に、思いもかけず経験することになったpast life前世(過去生)についての考察を書き表した『前世療法』が出版されたのは1988年。
宗教家ではない精神科医が、「前世」という言葉を用いて、私たちの人生の持つ形而上的な側面や人が生きる意味について問いかけたこの本はセンセーションを巻き起こしました。賛否両論の渦巻く中、目に見えない世界に直面した西洋医学の医師が、戸惑いつつもその経験を手掛かりに、冷静に検証し、症例を積み重ねて、汎用性の高いさまざまなテクニックを地道に行ってこられた軌跡が感じられます。
催眠療法は心理療法の母胎であり、多くの技法に催眠療法のテクニックが基礎になっています。
催眠療法のセッションでは、潜在意識と顕在意識の間をたゆたい、心の扉をご自身で開け、今日このときに開かれるのを待っていた経験と智慧の広大な海の中から、今を生きる力になる場面を選ぶのです。
催眠のセッションは、緻密に織りなされた長編映画のようで、そのセリフや場面の描写、登場人物との関係性、ありありと生きている経験や感情の記憶が、どれ一つとして同じものがありません。
味わい深いのは「過去生」での経験が、「今生」にもたらす気づきです。
わたしたちは人生の目的を体現し、過去現在未来を貫くいのちのバトンの意味と、圧倒的な愛と光の中を生きている存在なのです。
<催眠誘導とは>
催眠暗示を行うための準備。米国心理学会の定義では「催眠を引き起こすための設計された手続」。
催眠誘導においてセラピストはクライアントにリラックスを促すよう言葉かけを行い、催眠状態でのイメージ力に集中できるようサポートします。
さまざまな催眠誘導法があります。
<暗示とは>
体験や意識、行動の変性をもたらす言葉。