ホリスティックケアについて思うこと　Holistic　WellーBeing

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ホリスティック（holistic）という言葉はギリシャ語の「holos全体」が語源となり、「全体」「全的」「つながり」「バランス」を意味します。 

同じ語源の言葉は、『heal治癒』『health健康』『holy聖なる』など。 身体と精神の統合・調和・バランスを大切にしています。

また自然治癒力を癒しの原点におき、病気を成長へのチャンスと捉えることで自らの人生の意味に気づき、自己実現をも可能にしてくれると考えます。 

ホリスティックケアルームつむぎの森では、＜Holistic　WellーBeing＞を大切にしています。

人は、＜身体＞と＜こころ＞と＜環境＞がおりなされた有機体として存在しています。

「いのち」そのものを丸ごと包み込み、病気の状態、健康な状態に関わらず、調和のとれた状態が＜Holistic　Well　Being＞であると考えます。

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＜WELLーBEING＞ウエルビーイングは、人生や生活全体についての満足感や幸福感をもたらす認知評価のこと。

WHO（世界保健機構）によると、単に疾病や障害がないことではなく、身体的、精神的、社会的に健やかな良好な状態を示しています。

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例えばアロマセラピーは、香りの持つ心理的効果によりこころへ、薬理作用によりからだへ、またスピリットへも ホリスティックにアプローチできる補完療法のひとつです。

​またタッチケアは、触覚へ優しい触れるケアとして、＜こころ＞＜からだ＞に働きかけます。

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＜こころ＞と＜からだ＞を分けて考えるのが西洋医学での心身二元論ですが、ホリスティックな視点でのこころとからだの関係は、ポリヴェーガル理論（多重迷走神経仮説理論）のように、こころと体は分かち難く、思考や感情、行動と身体反応はセットになって「反応」をしていると考えられます。

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＜こころ＞と＜からだ＞が健やかでいる、とは

・自分のことを理解できる

・自分自身をケアできる

・自分を世界の中で表現できる

ことと言い換えることができます。

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目に見えない＜こころ＞に対して、＜からだ＞から働きかけることは、

・「自分のからだ」のことを理解できる

・「自分のからだ」をケアできる

・「自分のからだ」について表現できる

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となり、目に見えない「私のこころ」と「私のからだ」の関係性がより明確になります。

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いま、ここにある＜身体＞への微細な感覚への気づきは、身体だけでなく＜こころ＞を鎮めることにも繋がります。

​身体への適切なアプローチ、心理的なケアをそのかたに合わせた手法を用いて行い、＜こころ＞＜身体＞全体の健やかさを引き出し整えることが「ホリスティックケア」であると考えています。